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アーカイブ: 2011年5月

愛しの衣装ケース(引き出し式)

復興市場オープン前日の5月23日、僕は気仙沼に本社があるクボホームセンターに電話をしました。

クボホームセンターへの電話はこれで三度目。
一度目は(復興市場の)資料を送らせてくださいという挨拶の電話。(胡散くさく思われて当然)
二度目はその返事を聞くため。

5月19日の二度目の電話で、新しい取引を丁重にお断りをされた主な理由は、気仙沼付近の物流、特に契約する佐川急便の業務が立ち直っていないからということでした。
集荷に来てくれないので店からの配送がままならないだけでなく、配達に来てくれないのでお店で売るものを営業所まで何回も取りに行かなくてはならない。こんな状態ではとても新しい取引はできない、と言っていました。
ところが翌日5月20日、5月21日から岩手県と宮城県の佐川急便においてこれまで出来ていなかった集配送の再開をするとのプレスリリースが流れました。

5月23日、僕はクボホームセンターに三度目の電話をして、佐川急便が集配送を再開したことから話しはじめましたが、先方からは「いや、そんなことはない。まだ来てくれてない」。
さらに、僕がこんなにしつこく電話する理由は、地元のホームセンターと、特に引き出し式衣装ケースの扱いがあるお店とすぐにでも取引したいからだと話すと、物流に問題がない一関市大東町のお店にも、発注しているものがきちんと入ってこない、と。

同じ気仙沼でも、イオンやダイシン(アイリスオーヤマ)のような大きな会社には入荷されるものが、クボホームセンターのような小さなお店には入ってこない、と悔しがっていました。
値段なら負けないのに。私たちも町のみんなの役に立ちたいのに。

これを読んでいる衣装ケース等の製造や販売に携わっておられる方、今すぐツテを使って、たくさんの引き出し式衣装ケースがクボホームセンターに納品されるようお手伝いしてほしいと思います。その際の配送はヤマト運輸を指定してください。

入荷の件が解消したら僕はまた、愛しのクボホームセンターに電話します。

【終了】衣装ケース(引き出し式)のご支援をお願いします。

高田分団による衣装ケースの支援募集は終了しています。ご協力ありがとうございました。(6月16日追記)

陸前高田市消防団高田分団では、仮設住宅入居者向けの支援物資として、引き出し式の衣装ケースの支援を求めています。

市街地が壊滅し、町民のほとんどが避難者となった高田町では、必要な衣装ケースも膨大な数です。
おひとり一つずつでもかまいませんので、ご支援いただければ大変幸いに存じます。

衣装ケースは引き出し式の、重ねて使用できるものを希望します。
必要なのは、衣装を運ぶためのものではなく、タンスのかわりになるもの、です。

送り先は
陸前高田市消防団高田分団(大坂淳)
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字西和野52-6
080-1668-2412
(ヤマト運輸と郵便局のみ直送してくれます)
です。

皆さま、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

お買い上げ(ご支援)いただいた物資の納品場所が変わります。

復興市場、山崎です。

訂正とお詫びがございます。

すでにお買い上げ(ご支援)いただいている以下のふたつの商品について、納品場所が変更になります。

アース サラテクト 虫よけスプレー
アース 押すだけセット60日

理由は、納品予定となっていた「上和野会館」が、避難所としては今月末で解散することになったことです。
お買い上げいただいた商品は、上和野会館避難所に避難していらっしゃる方々が移動するところへお届けするか、あるいはすぐ近所にある「高田分団」へ一旦持ち入れることになります。

大変申し訳ありませんがご了承ください。

よろしくお願いいたします。

復興市場では高額商品の【共同購入】が可能になりました。

被災地で必要な物資の中には高額なものもございます。

復興市場ではそのような物資について、多少でも気軽にご支援いただけるよう、一口5千円以下に分割することによって共同購入できる仕組みを取り入れました。

現在、その第一弾「草刈払機」が出品中です。

ぜひ応援してください。

【終了】タオルケットを募集中です。

高田分団によるタオルケットの支援募集は終了しています。ご協力ありがとうございました。(6月16日追記)

これからの季節、薄い寝具が必要です。
家財道具全てを流されてしまった人ばかりの陸前高田に、タオルケットを送ってください。

大変恐縮ですが、新品もしくは新品同様のものをお願いします。

送り先は
陸前高田市消防団高田分団(大坂淳)
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字西和野52-6
080-1668-2412
ヤマト運輸と郵便局のみ受付
です。

ご支援をよろしくお願いいたします。

【終了】エプロン募集中です。

高田分団によるエプロンの支援募集は終了しています。ご協力ありがとうございました。(6月16日追記)

高田分団では、女性用のエプロンを募集中です。

避難所や仮設住宅に入居する女性の皆さまより、エプロンが欲しいとの声がたくさん届いています。
おうちで使われないエプロン、是非お送りください。

恐縮ですが、なるべくきれいなもの、ご自分でもらって嬉しいもの、をお願いします。

送り先は
陸前高田市消防団高田分団(大坂淳)
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字西和野52-6
080-1668-2412
ヤマト運輸と郵便局のみ受付
です。

ご支援、よろしくお願いいたします。

復興市場 初日

5月24日に稼働を開始したこの復興市場ですが、ツイッターで最初のお知らせをしたのは日付が翌日に変わってからだったので、実質の初日は25日です。

いきなり届く叱咤メールと批評ツイート。
お察しのとおり、システム的にところどころ修正したいところがありつつのスタートとなりました。

そんななか、お買い上げ(ご支援)くださる方が続々。
初日の売上はおよそ7万円でした。皆さま、ありがとうございます。

スタート時になかった特定商取引法に基づく表記ページは夜までに作成しました。アマゾン社「ほしい物リスト」担当者様の他、ご指摘くださった皆さま、ありがとうございました。

今後とも、復興市場をよろしくお願いいたします。

まずは陸前高田から。

本日オープンした 復興市場 ですが、いまのところその地域は陸前高田市高田町だけです。
また、参加している商店も数えるほどしかありません。

陸前高田においては、東日本大震災の津波によって市街地がほぼ壊滅し、ほとんどの商店主は店舗も倉庫も事務所も、そしてご自宅をも流されてしまいました。ご家族を失った方も数多くいます。
復興などという言葉がしらけて聞こえてしまうほどの状況のなかで、僕のような部外者が熱心にテナントを誘ったところで、なかなか思い切りがつかないのは至極当然のことです。
そんな中、それでもいくつかのお店がこのプロジェクトへの参加を決めてくれました。
復興市場は、彼ら陸前高田に根ざした商店とともにまずはスモールスタートをして、復興への道を探っていきたいと思います。

復興市場の目標を挙げるなら、岩手県・宮城県・福島県といった各被災地でこのシステムを使って復興に役立てていただき、そして支援の必要がなくなる頃には、東北の物品を全国に向けて販売する普通のオンラインショッピングサイトになる、というものです。
とはいえ先は長いでしょう。復興市場は、細くても長く、被災地のために稼働する所存です。

なにとぞ、皆さまのご支援・ご協力をお願いいたします。

復興市場をオープンしました。

本日5月24日、復興市場 をオープンしました。

復興市場は、被災地の地元商店から支援物資を購入して被災者に送ることができるショッピングサイトです。
皆さまのご支援が、被災地の「人々の暮らしの復興」と「町の復興」、その両方へ同時に活かされるしくみです。
ぜひともご贔屓いただき、東日本大震災における被災地が復興していく小さな助けになっていただけますよう、よろしくお願いいたします。

なお、しばらくの間(一ヶ月程度)、カード決済が利用できません。
支援物資をご購入いただくお客様には、ご不便をおかけして大変おそれいりますが、なにとぞご了承ください。
また、当初(数週程度)、お振込みいただく銀行口座が個人名(復興市場代表:山崎太朗)のものとなっています。
こちらについてもまずはお詫びと、ご了承のお願いをさせていだきます。

ご質問やお問合せ、ご要望などありましたら、遠慮なくお寄せください。
より良い市場にしていくよう、全力で努力する所存です。

復興市場を、どうぞよろしくお願いいたします。

復興市場 http://fukkoichiba.com/
山崎太朗