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アーカイブ: 2014年6月

支援物資(掲載商品)のこと

復興市場の山崎です。
いつも復興市場の活動にご理解いただきましてありがとうございます。

支援者の方から質問がありました。

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私は関西在住で東北へはいまだに行った事がなく、地震当時も現在も状況を見た事がないのですが、以前より支援物資の希望数が減っているように感じます。
これは復興が進んできているという事なのでしょうか?
もうすっかりニュースでは震災関連の話題が無くなってしまいました。
個人的にはまだまだなのではないかと思っているのですが。
また、そのあたり、復興市場のトップページに少しでも現状の写真や被災された皆様の状況など上げていただけるとありがたいと思います。
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ご購入時のコメント欄でのこのような質問はこれまでにもありましたが、今回の回答を(すこし手直しして)ここに記述することにいたします。

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被災地から寄せられる物資の要望は、減っています。

被災地では貧富の格差(あるいは貧困)が一般・通常より激しく、震災発生直後より現在のほうが困窮している人も多いとも言われますが、復興市場へ連絡をしてくる方は(現在では)仮設住宅や集落、町のリーダーのような方が多いこともあり、状況の把握と伝達はなかなか難しいものがあります。

特に、日用品などの物資支援については、かなり遠慮しているのではないかとも思います。
現在のように(復興市場のウェブサイトに)掲載されている商品が漁業関係ばかりになればなるほど、日用品などを依頼することをはばかってしまわれているかもしれません。
リーダー格の方の考え方ひとつでコミュニティ全体の状況が変わってくるというのは震災直後からなのですが、震災発生から3年以上が経った今では特に、「自立したいので支援はもういい」と言われれば、当方は従っています。

稀にですが、届く要望の支援(掲載)をお断りしています。
これらは、これまでの3年間と同じように、復興市場の掲載商品ガイドラインから外れるもののほかに、ひとつのお届け先(仮設住宅など)からあまりに多くの要望がある場合などです。

そして(これは、この、今も支援してくださっている方々に読まれる復興市場ブログで述べることではないのですが)、そもそも要望以上に、支援の量が減っています。
震災発生から3年以上が経ち、当然なのだと思います。
そんななか、継続して支援してくださっている皆様には、本当に、心より敬服、感謝しております。

最後に復興市場ブログについてです。
非常に深刻な遅延をしているお届け報告はもちろん、支援先の状況・情報について、コンスタントに記述していきたい、と考えております。大変申し訳ありません。

復興市場 山崎太朗
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